アフィリエイトサイトを作成する際に芸能人やモデルの写真を使いたいときってあると思います。「この人も使っている」というのはひとつの成約率アップにつながる方法になりますからね。
ですが、法的に有りなのか、無しなのかはしっかりと認識しておく必要はあります。それを踏まえた上で使うかどうかを決めていきましょう。
芸能人やモデルの写真を使うのは法律的にアウト
芸能人やモデルの写真というのは肖像権があり、それは所属事務所が保有しています。勝手に写真を使うということは、厳密には肖像権違反となります。
トレンドサイトでも物販系サイトでも芸能人の写真は使われていますが、アフィリエイトサイトに写真を掲載していたことで、訴えられたりするような問題になったというケースは聞いたことはありません。
本来は所属事務所に写真の使用の許可を取ってから使うのがスジですが、おそらくアフィリエイターで許可を取ってから使用している人はいないでしょう。(または法律違反なのを知らないかです)
これは、「そもそもバレていない」または「黙認されている」のどちらかでしょう。仮にサイトで写真を掲載していて黙認されるのは理由があります。サイトで写真を使うということは、少なからずその人の記事を書いていると思います。
その内容が不利益を与えない内容で逆に広告になるような場合はおそらく黙認されると思います。あくまで黙認されているだけなので、本来は法律違反になることをやっていることは認識しておきましょう。
当然白ではなくグレーゾーンに手を染めているということですからね。
また、「この商品はこの人も使っています」みたいに紹介することは、あなたが稼ぐためにその芸能人を利用していることになります。これはトレンドアフィリエイトでその人に関する記事を書くよりもちょっと所属事務所の印象は低いと思われます。所属事務所からするとその芸能人のメリットになる内容にはなりませんからね。
結局のところ、写真を使う場合は全て自己責任になるので、そこはちゃんと理解しておきましょう。
お問い合わせフォームは設置しておく
芸能人やモデルの写真を使う場合は、サイト内にお問い合わせ用のフォームは必ず用意しておいてください。これは芸能事務所から写真の掲載に関する連絡等を受けるために必要です。
芸能事務所がサイトから写真を削除してほしいと思っていてもお問い合わせフォームが無ければ一気に裁判沙汰に・・・なんてことがあるかもしれませんからね。(おそらく滅多に無いと思いますが)
もしも写真の削除を求められた場合は、素直に従うようにしましょう。抵抗するメリットは何もありませんからね。WordPressであればContact Form7、HTMLサイトであればリスケット等を使えば簡単にお問い合わせフォームは設置できます。最悪の事態にならないように必ず設置するようにしてください。
ネガティブな記事は書かない
写真を掲載し、関連する記事を書く際にネガティブな記事は書かない方が良いでしょう。ネガティブというのはその芸能人やモデルに対してマイナスイメージを与えるような内容のことです。
あなたの記事が読んだ人にマイナスイメージを与えるようでしたら、そもそも黙認はされないでしょう。そのためにも前段で説明したお問い合わせフォームが必要なわけです。
まとめ
- 写真の使用は本来は肖像権違反
- 写真の使用は全て自己責任
- お問い合わせフォームは設置する
- マイナスイメージを持たれる記事は書かない
サイトを閲覧する訪問者は写真が合ったほうが反応が良いのは間違いないと思います。
安全策を取って写真は掲載せずに芸能人やモデルのブログの該当URLへリンクを張っておくのもひとつの方法になります。訪問者がサイトから離脱してしまうのが嫌な人もいるかもしれませんが。
または、みんなやっているからグレーなことを承知で写真を使うかです。リスクを受け入れるのか、安全策を取るのか、しっかり検討してから決めるようにしていきましょう。
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